デザインの心

現在においては、多くの地域・国のそれぞれの文化を尊重する必然の中で私たちは日本・東京で生活をしています。異なる土壌に生まれた生活・考え方と言う文化を背景に別の土地でも認められる共通の"物を創る"、つまり"デザインの心"ではデザインすると言う創造力には今の時代・市場に応じた共通の"公共性"や"社会性"が重要と考えています。更に、現代においてはその考え方には"物を大切にする"と言うキーワードが不可欠です。

デザインニッポンの会が開催する講演会は特殊でもなく、とてつもない新しい考えでもありません。
デザインは我々の日常にあると考えます。
デザインに関しては多くの考えがあります。
その中で、"我々の日常生活"において創造性(デザイン)をどのように取り入れるかと言う事が、大切であり、意味のある事であると講演会を通して今まで以上に考えるようになるでしょう。それは我々の日常を明日は少しだけ良くすると言う具体性も示します。この考え方がデザインを志す若い人材やデザインに関連する仕事に携わる人たちにとって、共通の文化としてのデザイン感となり、その輪が広がるものと信じています。

物を大切にしようと提唱します。物創りについて話を聞きます。何が大切かを人と触れる事で感じます。そして、何かの行動を興します。 せっかく創られた物と共にこの土地でこれからも生活を続ける為に、"デザインの心"を通して、デザインが公共・社会の為に更に役立つものであり、且つより心地良い生活環境を創る為の役立つものであるかを考えます。

このような講演会を継続して行う事で、広く多くの経験を知る事が出来、それはこれからの自らの創造性を豊かにする助けとなるでしょう。

NPO法人 デザインニッポンの会
事務局長  原木繁利


[講演会のご案内] (終了いたしました。)

◆企画名称:“デザインの心“レクチャー
◆ 日程:2011 年 6 月 11 日(土)12:00~17:00  各 1 時間の講演 
◆場所:オカムラショールーム 赤坂ホテルニューオータニ・ガーデンタワー2F
◆対象:
①一般のデザインに興味がある方
②メーカーや商品開発等に関わる企業の方
③デザイン関係の仕事に従事している方
④デザイン関係学校の先生・学生
目的:
① 【一般向けカンファレンス】→デザイン意識の啓発(文化的側面)
② 【企業向けカンファレンス】→デザイナーと企業の機会創出(産業的側面)
③ 【各種デザイン関連学校・法人向けカンファレンス】→一流デザイナーの直接指導
による意欲・機会の創出(文化的側面)
概要:
デザイナーの考え方を学べるカンファレンス・イベントを各協力企業などと開催。
クリエーションが細分化されている現在において、各ジャンルの考え方を知ることは世界がボーダレス化/グローバル化して来ている現在、とても大切な事。
我々は、「デザイン」による生活の快適さを求めています。そのデザインの社会性・公共性はどのように市場に取り込まれているかを本講演会を通じて検証し、日本市場におけるこれからのデザインの在り方に役立てる事を目的としています。様々な分野の講師を国内外からお招きして講演して頂きます。自分達の文化を見つめる事がこれからのデザインの役割を考察する大切な助けとなります。それは他を知る事でもあります。私達の生活環境を考えるにあたり、多くのデザインに係る人たちの考え方を知り、デザインが私達の生活に少しでも役に立つ一つのツールであればと考えます
その土地の文化を理解する一つの手段としてデザインの今を学び、その土地の文化を学ぶ重要性を考察します。今回は“デザインの言葉の意味”を考えます。
現代の文化として築かれる“日本のデザイン”はどのような“環境”で息づいて行くのかを検証します。
◆講演のテーマ
現代における“デザインの定義”
◆各デザイナーによる“デザインの持つ役割(機能)”の考え方。
◆カンファレンス進行イメージ 
デザイナーの仕事内容をパワーポイントなどによるヴィジュアルを使っての講演。
◆パネルディスカッションの進行イメージ 
MC:DNAの事務局長 原木繁利
     テーマ:デザインの持つ意味とその役割は?
          デザインの役割や公共性・社会性を各ジャンルでどう捉えて活動しているか?
      デザイン展覧会の役割は?
・聴講料
500円/レクチャー      1000円/日
(インターネットにて事前予約。当日入場可。会場入口にて受付。)
収容数: 各講義 80名までとします。
受付窓口:
        「デザインの心」レクチャー 実行委員会
事務局 原木繁利
          東京都港区南青山 5-6-4-403 デザインニッポンの会内
          電話:03-5774-0456 haraki@designnippon.com
 
<詳細は下記ボタンをクリックください。>